耐振動性
高強度で柔軟な繊維を使用し、橋梁などの振動に対して優れた耐久性を持っています。
舗装強度
一般道路と同様の舗装構造と方法で施工でき、舗装強度は通常の道路と同程度に仕上げられます。
テクノ―ラ®※(アラミド)とマイクロメタルファイバーを複合加工技術で撚り合わせた発熱線です。柔軟性と耐久性に優れ、多様な用途での使用が可能。※アラミド繊維は防弾チョッキや自動車のブレーキパッドなどに使用される程、高強度で耐熱性に優れます。
※テクノーラ®は帝人株式会社が独自の技術によって1987年に商業生産を開始したパラ型アラミド繊維で、高強力、高弾性を有し、更に耐熱性、耐薬品性にも優れた高機能な合成繊維です。
アラミドとステンレスを原料とした繊維状発熱体を用いた電熱式融雪システムです。このシステムは、従来の面状発熱体やニクロム電熱線の欠点を克服し、柔軟性に富み、高い屈曲摩耗強度、耐荷重性、耐振動性を備えています。急勾配や急カーブの場所でも効率的に施工でき、1日あたり最大1,300㎡の敷設実績を持つため、現場での迅速な施工が可能です。重交通道路や橋梁の融雪工事にも適しており、独自の省エネ制御方式によってコスト削減も実現しています。道路以外でも駐車場や住空間、プラットホームなど、幅広い場面で活用できます。
繊維束が極めて細かく、簡単に曲げたり結んだりできるほどの柔軟性を持っています。様々な形態(糸、織物、編物、コード)に加工できるため、多様なニーズに対応します。
高強度のアラミド繊維を使用している為、屈曲磨耗性に優れ、長期間の使用が可能です。また、マイクロメタルファイバーは高耐食性金属を採用しており、化学薬品や湿気からの影響を受け付けません。
低電圧でも発熱が可能で、発熱表面積が大きいため、ニクロム線に比べて高い熱効率を誇ります。さらに、アラミド繊維の特性により、最大300℃まで加熱でき、80%の遠赤外線放射率を実現しています。
実際の工事では、繊維状発熱体(ソフテレック®)を絶縁被覆加工し、さらにその最外部を耐熱・耐圧繊維で被
覆することで、耐圧性と耐熱性を向上させた電熱線(ブレードヒーター)として使用します。
高強度で柔軟な繊維を使用し、橋梁などの振動に対して優れた耐久性を持っています。
一般道路と同様の舗装構造と方法で施工でき、舗装強度は通常の道路と同程度に仕上げられます。
ヒーター線の外層に耐熱性保護被覆を設け、高温アスファルト(約180℃)による舗設が可能です。
大型舗装機械をヒーター線の上に乗り上げて舗設できるため、施工時間を短縮できます。 工場で設計に基づき製作したユニットで納入する為、現場での加工を極限まで減らすことが出来ます。
ヒーター線の損傷時には、ピンポイントで補修が可能で、維持管理が容易です。
ランニングコスト:繊維状発熱線の優れた昇温特性と省エネ制御方式を組み合わせることで、コストを低減します。